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20世紀の初頭には、物理学は原子の性質に関して飛躍的に進歩した。フランスの物理学者ピエールキュリーと妻のマリヤスクウォドフスカキュリーは、ピッチブレンド(瀝青ウラン鉱)の残渣のなかに大量の放射線を発する物質を発見し、ラジウムと名づけた。この発見により、科学者のみならず一般市民も自分たちの周囲にはまだ未発見のエネルギーが存在する可能性があることに気づいた。